田頭 勉

田頭 勉(たがしら つとむ)は1962年7月29日、青森県八戸市生まれ。
千葉幼稚園、八戸市立長者小学校、長者中学校、八戸高校出身。卒業後上京し、東京藝術大学音楽学部作曲学科に入学。卒業後同大学院修士課程作曲専攻に進学、修了。
芸術学修士。在学中は松村禎三、浦田健次郎、丸田昭三、山田泉、各氏に師事。

主な経歴

1992年〜1995年 劇団「新制作座」音楽アドバイザー
1996年〜 現在 有限会社ベンミュージックスタジオ設立代表取締役
1996年〜 日本音楽著作権協会正会員(分配委員会、定款改正委員会を歴任)
2007年〜2014年 相模女子大学人間社会学部社会マネジメント学科 講師
2011年〜2015年  名古屋音楽大学映像音楽コース 講師
2014年〜2016年 尚美学園大学音楽表現学科 講師

1989年オーケストラ作品「抒情幻想曲」が日本交響楽振興財団第11回作曲賞で入選。
同年に当時のCBS/Sonyグループより発売された「ビジネスマンのための音楽」〜ストレス解消のバイオミュージック〜に楽曲を提供したのをきっかけとして、商業音楽にも携わるようになる。
1992年にNHK-ETV「あしたへジャンプ」の背景音楽を手掛け、その後93年「さわやか3組」94年「あしたへジャンプ」96年「きっと明日は」そして1997年には「虹色定期便97」の背景音楽を手掛けた。これらは当時の学校放送番組の道徳番組であるが、その内容が大人世代にも深く共感を呼ぶものとなり、「ネオ道徳ドラマ」と呼ばれるブームを起こした。

その後、NHK番組の音楽を数多く手掛けてきたが、中でも「おとなの基礎英語」テーマ曲は視聴者の耳に残るキャッチーな音楽として知られている。

近年は中華人民共和国内制作の連続ドラマやアニメ「幻想三國誌 -天元霊心記-」の背景音楽を提供しつつ、有限会社ベンミュージックスタジオの代表取締役としてさまざまなオーケストラコンサートを企画運営している。